2020/9/28~10/2のIPO企業

IPOリスト

また更新が遅くなりました。
先週は4社がIPOしました。うち1社は初値が今週に持ち越しとなりました。
新規承認は1社ありました。Rettyです。知人が大株主で、スタートアップ時期から知っていたので感慨深くはありますが、私には金銭的メリットは何もありません。

rakumo
成長可能性に関する説明資料

G Suite等との連携製品を展開している会社。社外役員の就任先で使用していたので、知っていました。まだこの程度の規模で上場しちゃうんだという感想と、こんな説明不能な株価がつくと会社は後々大変だろうなという感想のみです。

ヘッドウォータース
成長可能性に関する説明資料

やたらとAIを謳っていますが、AI領域では全く耳にしたことがない会社。こんなに実態の感じられない中身の成長可能性説明資料を見たのは初めてかもしれません。Ⅰの部で挙がっている販売先上位は、(株)インフキュリオンデジタル、プロパティエージェント(株)、(株)JALインフォテック、(株)ニチリウ永瀬ですが、インフキュリオンデジタル社は実態がよくわかりませんし、ニチリウ永瀬社が約2.5億円も払って何を実現したのかもよくわかりません。
もはやオワコンワードの「AI」に釣られてか、驚くべき初値がつきましたが、公開価格からここまで乖離した株価がつくことは、会社にとって今後のIRを考えた場合にマイナスでしかありません。
AIソリューションの実態が把握できるまで、この会社はAI関連銘柄には追加しません。

アクシス
成長可能性に関する説明資料

金融に強い小規模SIerといったところ。それでこの株価がつくというのは、よほど個人投資家の資金が余っているということでしょう。

タスキ
成長可能性に関する説明資料

相続対策等向けの投資用不動産の開発・販売が主たる事業。それでもここまで高い株価がつくとは、単にそういう地合いなんでしょう。

IPO

前の記事

2020/9/23~25のIPO企業
Diary

次の記事

月額変更届