6/30上場 GameWith

ゲームユーザー向けのメディア「GameWith」の運営企業。従って、売上は広告収入。
当期予想は前月の5月末数値ですから、おそらく固い数字で開示していると思いますが、前期比では高い成長を示しています。問題はどこまで成長を続けられるかですが、成長可能性説明資料には広告市場の成長性については記載されているものの、ゲーム市場の動向については触れられていません。スマホゲーム市場に関する矢野経済研究所のリリースを見る限り、2015年度は＋3.4％、2016年度は＋2.2％、2017年度は＋1.6％と成長の鈍化が予想されています。ゲームユーザーの増加がなければ広告収入の増加もいずれ頭を打たれるでしょうから、どの程度までアップサイドが見込めるかは、ゲームユーザー向けメディア市場におけるこの会社の現状のシェア次第ということになるでしょうが、この種のメディアで一人勝ちしていける可能性があるのかどうかは、ゲームをやらない私にはよく分かりません。

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