6/30上場 ツナグ・ソリューションズ

会社のWEBサイトを見ると、「日本初のアルバイト・パート専門の採用コンサルティング会社」を謳っています。Ⅰの部に記載されている上位販売先はリクルートジョブズで、直前期では14.4%を占めています。これは、「人材サービス事業」の「業務代行領域」に該当し、「求人メディアの原稿制作、イベントの受託」をしているということでしょう。
開示セグメントは、「アウトソーシング領域」と「業務代行領域」から成る「人材サービス事業」、自社サービスである「メディアサービス事業」、自社コンビニ運営の「リテールサービス事業」に分けており、直近の第2四半期では、「人材サービス事業」が売上の約69%を占めており、営業利益は「人材サービス事業」と「メディアサービス事業」でほぼ半々となっています。「リテールサービス事業」は派遣スタッフの研修店舗としての役割を担っているということですが、売上が小さく直近の第2四半期で利益が出ていない店舗運営を自ら手掛ける必然性はどの程度あるのでしょうか。
市場のニーズはあるでしょうから成長は見込めると思いますが、それにしても株価は高すぎる印象です。

■IPOリスト 2017 上場前
■IPOリスト 2017 上場後
■会社WEBサイト
■会社発表 直近決算情報等
■会社発表 成長可能性説明資料

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