6/27上場 Fringe81

いろいろ手掛けているようですが、セグメントは一つだけ。サービスを大別すると、①広告代理サービス、②メディアグロースサービス、③ソリューションサービス、④ウェブサービスとのことですが、成長可能性説明資料によれば前期売上の86％は広告代理サービスで、前期の営業利益率は2％を切っており、現時点ではネットの広告代理店と言って差し支えないでしょう。成長可能性説明資料では「高収益」を謳っていますが、現時点では高収益ではありません。
高い株価がつきましたが、トップラインの成長性も然ることながら、収益性の向上による効率的な利益増加が図れるかどうかが課題となるのではないでしょうか。成長可能性説明資料では、新しいことをやっています／やっていきますというメッセージは伝わるものの、それが利益ベースでの高成長にどう繋がるのかが残念ながら読み取れませんでした。

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