3/30上場 スシローグローバルホールディングス

回転寿司業界トップ企業のスシローの再上場ですが、ファンドEXITなので、初値は公開価格を割り込みました。公募なしというのも、IPOとしてはネガティブ要因になるでしょう。
MBOに至った経緯や、その後のファンドtoファンドのEXITについては、Business Journalの記事に詳しく書かれています。ファンドに対して否定的なトーンですが、ユニゾンはこの案件では付加価値をつけたと言えるので、破格な報酬を得る正当性はあるように思います。リスクとリターンは応分であるべきですので。一方で、現ファンドのペルミラが相応の付加価値をつけられるのかどうか、再生より成長の持続の方が難しい、という指摘はその通りだと思います。
外資ファンドだからというわけでもないでしょうが、IRページを用意していないのは個人投資家を軽視していると言わざるをえません。外食産業なので個人投資家のファン作りというのも株価形成にとって意味があると思うのですが、ファンドから見ればそんなもの大勢に影響を及ぼさないという割り切りなんでしょう。
業界トップで成長を続けているとはいえ、外食産業ですから、株価はこんなものかもしれません。

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