2/23上場 レノバ

再生可能エネルギー事業の会社。といっても、再生可能エネルギー事業を始めたのは2012年からのようで、5年でここまでもってきたのは大したものです。社長は、2000年に上場したアイ・シー・エフの元取締役。アイ・シー・エフはその後オーベンに社名を変え、2008年に大阪地検から告発を受けて上場廃止に至っていますが、一連の事件を引き起こした社長は別人物で、レノバの社長は上場してまもなくアイ・シー・エフの役員を退任していたはずです。
話が横道にそれましたが、この会社の財務数値を見て驚いたのは、EBITDAマージンが驚異的に高いことです。セグメント情報を見ると、「再生可能エネルギー発電事業」には殆どコストが配賦されていませんが、これは営業利益ではなくEBITDAを記載しているためです。Ⅰの部を見る限り、発電事業に携わっているのは正社員1名+非正社員1名の計2名だけとなっていますが、発電所の運営コストは「再生可能エネルギー開発・運営事業」の方に配賦しているためでしょう。にしても、開発・運営事業の方もEBITDAマージンは高いですが、連結消去されている「セグメント間の内部売上高又は振替高」の大半が持分連結の関連会社からの建設・運営開発管理報酬になっているのではないかと推測します。そうであったとしても、コスト水準は低いので、他に何か見落としている点がありそうです。
上場日に値がつきましたが、その後は買い優勢です。現在のPERは確かに割安感があります。成長可能性説明資料によれば、今後はバイオマスと風力に注力するとあるので、太陽光は既に飽和状態か、規制の影響によりビジネス的な旨味が減ってきたものと思われます。バイオマスと風力の市場性や競争環境は理解できていないので成長性について判断できませんが、PER水準が上がるまで、株価は買い優勢が続きそうな感じがします。

■IPOリスト 2017 上場前
■IPOリスト 2017 上場後
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■会社発表 直近決算情報等
■会社発表 成長可能性説明資料

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