9/26上場 バリューデザイン
ICカードタイプのプリペイドカードのハウスカード発行を請け負っている会社。成長可能性説明資料にてシェア40%超と記載されているとおり、この業界では有名で、以前から知っていました。
決算情報等に記載しているとおりの市場拡大が見込めるのかは、矢野経済の調査レポートがソースとなっているので鵜呑みにはできないものの、発行時のイニシャルの売上だけでなくシステム利用料のランニングの積み上げがあるようなので、売上の成長は当面見込めるのではないかと推測します。根本的な課題は、プリペイドカード発行の費用対効果をきちんと示せていけるのかどうかでしょう。小売・外食等の店舗ビジネスは利益率が低いですから、ハウスクレジットカードやポイントカードが今では盛り上がっていないのと同様に、発行・運用コストに見合う収益効果が得られなければ、市場の拡大は覚束なくなります。
とはいえ、初日終値ベースのPERは28倍とリーズナブルなレンジにあるので、当面のアップサイドを考えれば、久々に買ってみてもよいIPO株ではないかと思いました。
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