6/27上場 アイ・ピー・エス
「海外通信事業」「フィリピン国内通信事業」「国内通信事業」「在留フィリピン人関連事業」「医療・美容事業」の5つのセグメントで事業を展開。海外通信事業では、フィリピンとの間の国際海底ケーブル回線を再販。セグメント利益では、海外通信事業が最大で、直前期で約72%を占めています。フィリピン国内通信事業では、フィリピン子会社が現地で法人向けブロードバンドサービスを展開。売上高では、フィリピン国内通信事業が最大で、直前期で約54%を占めています。国内通信事業では、MVNO事業者向けのサービス等を、在留フィリピン人関連事業では、在留フィリピン人介護人材の紹介・派遣等を展開しており、医療・美容事業では、フィリピンで眼科・歯科のクリニック2院を運営しています。
成長可能性説明資料では、フィリピン事業の成長に絞ってアピールしており、投資家向けに分かりやすく作られていて好感が持てます。昨年末にフィリピンに行った印象では、まだ貧富の差がかなり激しそうですが、経済発展が進む法人や富裕層などを対象にしていれば、現在の政権が続いている限りは、成長性が見込めそうです。
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