「仕事ができる人の鬼インプット」

インプットについて考えてみたくて読んでみました。著者が本書内で薦めるとおり眺め読みしたので、すぐ読み終わりました。新しい発見が多いわけではありませんが、著者の言うコスパは悪くないのではないでしょうか。再確認できたことや示唆が得られたことだけ、備忘のために記しておきます。脳に関する記述が学術的に正しいかどうかは不明です。

  • インプットは手段であって、目的はアウトプット。
  • 中途半端なレベルのインプットでは新しいアイデアは生まれない。大量かつ的確な知識のインプットは不可欠。
  • Reticular Activating System(網様体賦活系)という脳の機能が、自分にとって必要な情報だけを脳にインプットするフィルターの役目を果たしている。自分が読みたい本は、そのときの自分に必要な知識がインプットできる本に自然となっている。
  • 難解な内容を読むのに時間をかけるのはコスパが悪い。
  • インプットは常に不完全なもの。それを理由にアウトプットしないのは間違い。
  • RAS機能によって、アウトプットした内容が自分にとって重要な知識や情報であることが脳に印象づけられる。アウトプットすることで、脳がさらなるインプットを求める。