「誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性」

Shannon Lab 株式会社の田中代表へのインタビューをまとめたもの。インタビューベースということで取り止めのない内容になっているのではないかと危惧しましたが、読みやすくまとまっていて、期待していたよりも示唆が得られました。

やはり万能の汎用AIから市場が立ち上がるのではないこと、当然ながらデータに置き換えられないものはDLに適さないこと、2018年時点の精度は音声認識で3~4割、DLを使った画像認識で従来より15~20%向上する程度にすぎないこと、10~20年越しで取り組むべきであること、を改めて認識できたのは有益でした。