ビッグデータやAIに関する本の可能性を信じて買って読んでみましたが、やはり投資本の類でした。投資本として考えれば、それなりに面白いことも書かれているので、買って損したというほどは悪くないと思います。
株価はランダムウォークであると身も蓋もないことが繰り返し書かれていて、株価は投資家の心理で動くと主張されていますが、それはまぁその通りでしょう。ただ、著者はテクニカル分析も否定していますが、テクニカル分析も心理分析の一種と考えられますし、勝率を判定するためのツールであると言えるのではないかと思うのですが。