12/21上場 EduLab

正直なところ、わかりにくい会社です。「英語その他の能力検査の試験開発、実施、分析、教育サービスの提供等」を行っているとのことですが、Ⅰの部を見る限り、日本英語検定協会、旺文社の関連会社と思われる(株)教育デジタルソリューションズの2社で、上場直前期の売上の2/3弱を占めています。特定の顧客への売上依存度が高いのに利益率が高いのは、成長可能性説明資料を見る限り、2015年より、受託開発からライセンス提供へビジネスモデルへ転換したためとのことですが、そのように転換したところでコストは大きく変わらないでしょうから、売上が増加したことになり、実際、日本英語検定協会向けの売上は、2016年9月期から2017年9月期に2.6倍へ増加しています。一般的に、大口取引先はそう簡単にコスト増を許容しないと思われますが、日本英語検定協会においてもこの時期、応分に収益が拡大したということなのでしょうか?

■IPOリスト 2018 上場前
■IPOリスト 2018 上場時
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■会社発表 直近決算情報等
■会社発表 成長可能性説明資料(マザーズのみ)

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